二の腕ぶつぶつは肥満が原因でできることもあります

更新日： 2017/07/10

夏が来て肌の露出が増えてくると、二の腕のぶつぶつができている人は悩むことが多くなります。
不快な症状があったり何か重篤な病気を引き起こすようなものではありませんので放置しても健康面からは問題ないのですが、見た目には問題が生じますので誰もが何とかしたいと考えます。

この二の腕のぶつぶつは、実は毛孔性苔癬あるいは毛孔角化症と呼ばれる皮膚疾患であり、日本人女性の3人から4人に1人は患っているといわれる症状ですので決して珍しくはありません。

なぜこのような症状が引き起こされるのかというと、二の腕の毛穴に古い角質などが詰まっていき、それが盛り上がってぶつぶつができてしまいます。

ただ単にぶつぶつができるだけで、炎症が起きたり膿をもったりということがありませんので、肌を隠す衣服を着てごまかすことで対処をする人もいます。

二の腕のぶつぶつの原因には色々なことがいわれていますが、中でも遺伝的な要素が大きいとされいます。両親のどちらかに症状が現れていた場合、子供にも発症する可能性があります。

なぜ遺伝によって同じようにぶつぶつの症状に悩まされるのかというと、実は肥満が関係していると考えられています。

肥満になると新陳代謝が悪くなり、正常なサイクルで肌の生まれ変わりが行われなくなりますので、毛穴に角質などが詰まりやすくなります。

ですから、肥満の人は肥満を解消することで二の腕のぶつぶつを改善できる可能性があります。

肥満気味の人が二の腕にできたぶつぶつを解消したい時には、脂分の多い食事を減らす必要があります。

脂分の多い食事を摂っていると太りやすくなりますし皮脂の分泌量が増えて毛穴も詰まりやすくなります。

食べすぎにも注意が必要であり、オーバーカロリーにならないようにきちんと計算しながら食事をするべきです。

積極的に摂取したいのは肌のターンオーバーを促進させるビタミンAやビタミンB、ビタミンC、ビタミンE、亜鉛などの成分です。ビタミン類をきちんと摂ることで肌を健やかに保てるようになり、古い細胞の排出も進みます。

食事面からのアプローチを行えたら、あとはクリームなどで直接ケアすることも忘れてはいけません。二の腕のぶつぶつには保湿が重要であり、二の腕専用のクリームで保湿を行うと効果を得られやすくなります。

乾燥すると皮脂の分泌量が多くなり、その結果角栓が詰まって皮膚が異常反応を起こします。含まれている美容成分もチェックしながら選ぶと良いようです。

二の腕ぶつぶつ対策！おすすめ薬用クリームはこちら