二の腕のぶつぶつは、男性や子供でもできることがあります

更新日： 2017/07/10

二の腕のぶつぶつは、毛孔性苔癬と呼ばれ、主に毛穴が詰まって盛り上がった状態をさします。

子供の頃から発症する場合があり、男性、女性問わず症状があらわれます。

二の腕のぶつぶつの主な原因は、毛穴周辺の角質が肥厚をすることで毛穴をふさいでしまい、盛り上がった状態になります。毛穴の中にある毛が一緒に詰まっている場合もあります。

遺伝性のものも多くありますが、良性の皮膚疾患のため、他人にうつることはありません。また、放置をしておいても健康上に害がでることはありません。

子供の頃に毛孔性苔癬にかかった場合には、30代になる頃には自然に消滅する場合も多くあります。自分で二の腕のぶつぶつをケアしたいという場合には、厚くなった角質を軟化させることがポイントです。

皮膚をやわらかくするクリームなどを塗り、お肌の代謝を促してあげることが大切です。

お肌が柔らかくなり、角質が取れた際には毛穴を引き締めてあげることで再発を予防する期待がもてます。

ビタミンC入りのローションなどを使用することをおすすめします。セルフケアでは、幹部をゴシゴシこすったり、丘疹の中身を無理矢理取り除くことは避けましょう。

また、お肌の乾燥に気をつけることもポイントの一つです。保湿クリームなどを塗り、お肌が乾燥しないように日々ケアをすることが大切です。

無理にお肌をこすってしまうと、色素沈着が起こる場合がありますので気をつけましょう。クリニックなどで治療を受ける場合には、ピーリングやレーザーを使用した方法があります。

ピーリングはお肌を薬品などを使用して剥がす治療法です。お肌のターンオーバーを促し、ざらつきなどを取り除くことができます。

根本的に治療を行いたい場合には、レーザーによる治療がおすすめです。

お肌の深部にレーザーがはたらきかけることができるため、改善が期待できます。

複数回施術を行うことで改善が期待できるのが一般的です。

一般的に女性に多いとされている二の腕のぶつぶつですが、男女共に適切な対応を行うことで改善が期待できます。お肌が乾燥しやすい冬などの季節にはより念入りに保湿を行うと良いでしょう。

子供に症状が見られた場合には成長と共に消える場合が多くあるため、経過観察をすることをおすすめします。

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