ダーマローラーで二の腕のブツブツを治そう

更新日： 2017/07/30

もう真夏。暑くなって薄着のシーズンになりましたね。脚や二の腕を露出する季節、お肌のお手入れが気になりますよね。

特に二の腕のブツブツが気になる方も多いのではないでしょうか。今回は二の腕のブツブツに効果があるというダーマローラーについてご紹介していきます。

ダーマローラーは小顔用のコロコロローラーに針をつけたような形状をしています。

いろいろなメーカーが出していますが、針の本数は500本前後のものが多いです。針の長さは0.25mmくらいから2.0mm程度です。

針の長さは目的によって使い分けます。また、ローラータイプではなく、ペンのような形状をした電動のスタンプタイプのものもあります。

ダーマローラーは針のついたローラーを肌にコロコロと押しつけて使います。するとその針が肌に刺さります。その針が刺さった刺激で肌の新陳代謝を計るというものです。

ローラーについた針をゴロゴロチクチクと肌に刺すわけですからかなり痛いです。ですから通常は麻酔を使います。

美容外科皮膚科などでの治療をおすすめしますが、ダーマローラーそのものはAmazonなどでも売っていますので、自分で施術することも可能です。

具体的は方法としては、

※実際の使用はお使いのダーマローラーの説明書に従ってください。
という流れになります。

肌に針を刺したら血が出るだけじゃないのか、と考えてしまいますが、皮膚には再生能力があります。

ちょっとしたケガなら血が出て皮がむけても元に戻りますよね。理屈としてはその皮膚の再生能力を利用した治療法になります。

皮膚は大きく分けて、表皮、真皮、皮下組織の3層になっています。表皮は0.2mm程度なのでダーマローラーの針は表皮を突き抜けて真皮まで届いて穴を開けます。

穴が開いた真皮は穴を再生しようとして反応し、コラーゲンが増えていきます。そしてコラーゲンが皮膚を再生し、肌の内部から新しい細胞が生まれてくるという仕組みです。

二の腕のブツブツの原因は「毛孔性苔癬」または「毛孔性角化症」と呼ばれる角質異常のケースが多いです。

これは二の腕などの毛穴ひとつひとつに角質が詰まって盛り上がり、ブツブツになる症状です。皮膚病のひとつですが、わりとありふれた症状であり、健康上問題が起こることは少ないです。

ほとんどの場合、痛みもかゆみもありませんが、たまにかゆみが出るひともいます。思春期の頃に発症するケースが多く、20代から徐々に良くなりはじめ、30代になると治癒するケースが多いです。

また、親がこの症状だと子供もこの症状を発症するケースが多く、遺伝によるものだと考えられています。

二の腕のブツブツは「毛孔性苔癬」または「毛孔性角化症」と言われる一般的な皮膚病のひとつですが、健康上特に問題ないことがほとんどです。

このブツブツを治すひとつの方法がダーマローラーを使うことです。ダーマローラーは針のついた小顔ローラーのような形状をしており、針を肌に刺すことで新しい皮膚を再生させ、二の腕のブツブツを治す機械です。

ダーマローラーは個人で購入して自分で使うことも可能です。針を直接肌に刺す方法なので、痛みや出血を伴うことがあります。

自分でダーマローラーを使うのはちょっと怖いという方は美容外科皮膚科などでもダーマローラーを使った治療をしていますので、専門医に施術してもらうことをおすすめします。

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