二の腕のブツブツにはヒルドイドが効果的！？

更新日： 2017/07/30

ヒルドイドという皮膚用のお薬をご存知でしょうか。皮膚科に行くとよく処方されますし、赤ちゃんの肌荒れの時にも処方されるので使ったことがあるという方も多いと思います。

このヒルドイド、アンチエイジングクリームとして使えるとか、美容クリームとして効果が高いと言われていますが、二の腕のブツブツにも効果があるとも言われています。

ヒルドイドは二の腕のブツブツに効果があるのかどうか調べてみました。

ヒルドイドはソフト軟膏、ローションタイプ、クリームタイプのある皮膚用の塗り薬です。これ、ドラッグストアなどでは売っていません。お医者さんの処方箋がないと買えない医薬品です。

ヒルドイドの主な成分は「ヘパリン類似物質」で、血行促進、抗炎症作用、保湿の効果があります。もともとは凝血阻止血行促進剤、つまり血液が固まってしまうのを防ぎ、血行を良くするための薬として発売されました。

一般的には保湿剤として処方されることも多いです。

二の腕のブツブツは多くの場合毛孔性苔癬（もうこうせいたいせん）または毛孔性角化症（もうこうせいかくかしょう）と呼ばれる皮膚疾患です。

これは毛穴に角質が詰まってしまい、肌の上に盛り上がってブツブツが残ってしまう状態です。原因としては肌が乾燥して角化してしまうことや血行が悪くて肌のターンオーバーがうまく機能していないことが考えられます。

ターンオーバー、つまり皮膚の代謝がうまくいかないため、古い角質が剥がれ落ちることができず、皮膚内に留まったままになってしまい、ブツブツとして残ってしまうのです。

また、親子でこの症状が出ることが多いことから遺伝的な要素も大きいと言われています。

個人差はありますが、一般的には思春期に発症することが多く、30代に入るころから症状は軽減してくると言われています。

ヒルドイドは血行を促進させる効果もありますし、保湿剤としても高い評価を得ていますので、二の腕のブツブツに効果があると考えられます。

しかしヒルドイドは赤ちゃんにも処方される肌に優しい薬なので、急激に治るということは考えにくいと思います。

メリットとしては健康保険が適用される処方薬なので、皮膚科などで比較的安価に手に入れることができます。

今まで使ったことのない方は一度皮膚科のドクターに相談してみて、使ってみると効果が体感できると思います。

ヒルドイドは保湿剤として評価が高く、赤ちゃんでも安心して使える医薬品です。

処方薬なのでドラッグストアなどでは販売しておらず、皮膚科などで処方してもらう必要があります。

保湿と同時に血行促進の作用があるので二の腕のブツブツに効果があると考えられますが、赤ちゃんの肌にも使える優しい処方なのでそれほど強い薬ではないと認識しておいた方が無難です。

ヒルドイド以外に二の腕のブツブツに効く薬は、尿素を配合した塗布薬があります。こちらはドラッグストアなどで買うことができます。

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