色素沈着はレーザー脱毛で治せるのか？
更新日： 2017/08/25
色素沈着していてもレーザー脱毛は可能です
効率の良い脱毛ケアが行えるとして注目されているレーザー脱毛は、主に医療機関で施術を受けることが出来るので、様々な肌質の方でも安心して施術を受けることが可能です。特にデリケートゾーンなど皮膚が薄く色素沈着が起こりやすいのですが、軽度の場合は問題なく施術を行うことが出来ますし、色素が濃い場合にはレーザーの照射レベルを下げることによって施術を行えるなど、適切に対処してくれるのでまずはクリニックで相談をしてみることが重要になります。
レーザー脱毛のメカニズムについて
レーザーを利用した脱毛方法のメカニズムは、ムダ毛に含まれているメラニン色素に作用する特殊な光線を肌に照射することにより、皮膚にはダメージを与えることなく根内の毛母細胞にピンポイントでダメージを与えることが出来るので、最小限の負担でしっかり脱毛を促すことが出来ます。
エステサロンや脱毛サロンで採用されているフラッシュ脱毛と基本的なメカニズムは一緒ですが、レーザーは照射威力が高く、直接毛乳頭にダメージを与える事が出来るのでフラッシュ脱毛に比べて短期間で脱毛効果を実感しやすいメリットがあり、最終的にはムダ毛が一切生えてこない永久脱毛状態に仕上げることが可能です。
ただレーザー脱毛は照射威力が高いことから、肌に照射した時にゴムで軽く弾かれる程度の痛みが生じる場合があるため、デリケートゾーンの処理は肌質によっては強い痛みを感じる場合があり医療クリニックによっては部分的な麻酔処理を行ってから脱毛を行う場合もあります。
色素沈着している部分は脱毛効果が薄れます
皮膚の炎症や損傷が原因になったり、衣類が皮膚を摩擦することで起こる色素沈着が肌にあると、その部位をレーザー脱毛を行う場合照射レベルを下げて施術を行う必要があります。
これはレーザーがメラニン色素に反応して照射される仕組みを利用しているからで、皮膚の色素が沈着している状態だと皮膚の表面にメラニン色素が蓄積しているため、レーザー照射を行っても光が分散されてしまいピンポイントでムダ毛の毛根にダメージを与えることが難しくなってしまい脱毛効果が薄れてしまいます。
また、色素がムダ毛に限りなく近い黒い色味になってしまっている場合は、レーザーが皮膚に反応して照射されてしまい肌が火傷を負ってしまう危険があるため施術自体を断られる可能性がありますが、通常の生活をしていて肌色の色素が真っ黒に沈着することはほぼないので、医療クリニックで肌色に合わせた適切な照射レベルで施術を繰り返すことでしっかり脱毛を完了させることが出来ます。
レーザー脱毛で色素沈着が改善する理由
医療クリニックではレーザー脱毛で施術を行うと、元々肌に色素沈着が起こっている肌質の状態が改善して色素沈着が薄くなる効果を得ることが出来ます。これは元々シェービングなど自己処理でケアを行うことで肌を傷つけてしまい色素沈着が起こる原因となっていましたが、レーザー脱毛でしっかり脱毛を済ませることにより自己処理が不要になり肌への負担が減ることが理由といわれています。
更に医療レーザーは肌に照射を行う際にムダ毛に含まれるメラニン色素を狙って照射するため、脱毛時にかかる肌の負担も最小限に抑えることが出来ますし、レーザーは肌に照射されると皮膚の毛穴が引き締まる効果や皮膚内部の肌細胞の活性化を促す効果がえられるので、ターンオーバーが促進されて新しい皮膚の入れ替わりにより色素沈着を起こしていた肌質を元のきれいな状態に整える美肌効果も期待することが出来ます。
このように肌へのダメージを減らし、肌のターンオーバーを促す効果がレーザー脱毛で得ることが出来ます。
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